DualCam

iPhone 前後カメラでタロットやオラクルカード占いを撮る方法

カメラの前で行うタロットやオラクルカードの占いは、たいてい同じ画面に2つのものを求めます。テーブルの上でカードを並べ、めくり、読み解いていく過程と、その意味を語りながら浮かぶあなたの表情です。前後カメラを同時に録画すれば両方が1本のファイルに収まり、カードを引く過程とその解釈が、あとから声だけ別撮りして重ねる手間なく、同じテイクの中に一緒に収まります。

スマホを構える前につまずきやすいのは、展開したカードの形そのものです。3枚のカードを横一列に並べても、ケルト十字を丸ごと展開しても、テーブルに広げた形は横に広くて縦に低い長方形になります。一方、同時録画が書き出すキャンバスはその逆で、縦にずっと長く、横に狭い形です。カードをすでに並べ終えてから気づくより、先にこの2つの形をどう噛み合わせるか分かっておくほうが、撮り直しの手間を省けます。

横に広い展開は、縦に狭いキャンバスに収まらない

DualCam のキャンバスは幅1080ピクセル固定で、高さは1920か2340のどちらかです。どちらにしても縦に長く、横に狭い長方形になります。カードをテーブルに横一列に広げると、逆に横に広く縦に低い長方形になり、比率がちょうど正反対です。その横一列をそのまま縦に狭いフレームに収めようとすると、カードは小さく中央に寄り、その両脇にはこの手の動画には必要のないテーブルの余白が残ります。解決策はアプリの設定ではなく、カードの並べ方のほうにあります。横一列ではなく縦のコラム状、あるいはコンパクトなまとまりに並べれば、展開はキャンバスの横幅ではなく高さを埋めるようになります。

レイアウトの選び方も関わってきます。縦のキャンバスに収めるとき、左右分割は元の映像の左右それぞれからおよそ4分の1をクロップします。これはまさに、横に広い展開がいちばん残しておきたい方向です。上下分割なら背面カメラが見ている映像の幅はそのまま保たれ、削られるのは高さだけなので、まだコンパクトな形にまとめていない展開にはこちらのほうが安全です。展開の両端のカードを削るのではなく、残す選び方になります。

ワイプ:展開をフレームいっぱいに見せる

もう1つの選択肢はワイプ(ピクチャ・イン・ピクチャ)で、背面カメラがフレーム全体を埋め、あなたの顔は隅に小さく浮かびます。展開そのものをはっきり見せたいときに向くレイアウトです。10枚使うケルト十字のような大きな展開は、少しでも多くのフレームを使えたほうが読み取りやすく、顔の小さな窓は五分五分の分割よりも展開の幅を奪いません。ワイプの位置とサイズは、どのカードの上にも重ならない場所を選んでください。もともとカードが少ない角に小さめの窓を置くのが、展開への影響がいちばん小さい選び方です。

どちらを大きい画面にするか、どちらをワイプにするかは、DualCam では録画の途中でも入れ替えられるので、始める前に決め切る必要はありません。展開を読み解く間はカードをフレームいっぱいに映しておき、カードをすでに並べ終えてキャンバス全体を使う必要がなくなったら、解説のために顔がフレームを埋めるほうへ切り替えてください。

ろうそくや常夜灯の明かりは、見た目以上にスマホの小さなセンサーには厳しい

スマホのレンズは小さく、薄暗く雰囲気のある占いの光は、まさにそのレンズに弱い信号を増幅させる類のシーンです。本当のディテールとノイズが一緒に増幅され、カードはテーブルで肉眼で見ていたときよりも読み取りづらく映ることがあります。これは同時録画に特有の問題ではなく、暗い場所でのスマホカメラ全般に言えることです。2つのカメラが1つのハードウェア予算を共有しているというのは、部屋がもともと暗いとき、どちらのカメラにも余裕があまり残っていないというだけのことです。

トーチ(フラッシュライト)は背面カメラが向いている場所しか照らさないので、カードには効きますが顔には効きません。画面に映るろうそく1本だけでは、たいてい両方を適切に露出させるほどの光量もありません。テーブルの向こう側に、画面には映らないけれどあなたのほうを向いた小さなランプやもう1本のろうそくを斜めに置くと、トーチだけに頼るよりもカードは読み取りやすくなり、それでいて部屋全体の暗さの雰囲気は保てます。カードを照らしてもなお前面カメラのほうが暗いままなら、顔を小さなワイプにするほうが、分割で両方を同じ大きさに扱うよりもノイズを目立たせにくくなります。

シャッフル、カードを引く、そして読み取れるだけの時間手元で止める

シャッフルの音は静かなもので、ほかの制作系動画のミキサーやグラインダーのように声と競り合うことはほとんどありません。DualCam の音声トラックは1本だけで、スマホのマイクが実際に拾った音がそのまま入るので、シャッフルやカードをめくる音はあなたの声の下に自然に収まります。実際に視聴者を離してしまうのはむしろテンポのほうです。1枚のカードを置いてすぐ次に進むのは、テーブルの前に座っているあなたには十分読み取れても、スマホの画面サイズであとから見返す人には読み取れないことがよくあります。

録画中にファインダーに映っているフレームが、そのままファイルに書き込まれるフレームなので、あるカードが小さすぎたりレンズから遠すぎたりして読みにくかった場合、あとから差し込める別撮りのクローズアップはありません。カードを置く前に、ひと呼吸レンズに近づけて止めておくか、テーブルの角度を、自分の目で見て自然だと感じるよりも少しレンズに近く感じる位置に調整してください。テーブル全体を縦に狭いキャンバスへ圧縮するカメラにとって、自分の目にちょうどよく見える距離は、しばしば遠すぎます。

よくある追加の疑問

完全に真上からの展開と自分の顔を同時に撮れますか。

ほぼできません。前面カメラと背面カメラは固定された端末の両面で正反対の方向を向いているため、展開を真上から見下ろせるほど端末を寝かせると、前面カメラはあなたではなく天井を向いてしまいます。端末を立てかけ、テーブルに対してもっと浅い角度で向き合わせることで、両方のカメラを活かせます。

カードを引くときはワイプと分割、どちらがいいですか。

展開そのものをはっきり見せたいならワイプです。カードをフレームいっぱいに映し、顔は隅の小さな窓にします。大きな展開ほど、フレームを多く使えるほうが読み取りやすくなります。カードと顔を同じくらい大事に見せたいなら上下分割を。横に広い展開には左右分割は避けてください。展開が写っている左右の映像を削ってしまいます。

ろうそくの明かりで撮るとカードが暗かったりノイズっぽく映るのはなぜですか。

光が少ないと、スマホの小さなセンサーは弱い信号を増幅しなければならず、その増幅がノイズとして現れます。これは単眼のカメラでも同じことが起きます。トーチは背面カメラが向いている場所しか照らさないので、トーチや画面内のろうそく1本だけに頼るのではなく、画面には映らずテーブルを斜めに照らす小さなランプやもう1本のろうそくを足してください。

あるカードが画面で小さすぎて読めませんでした。あとで拡大できますか。

できません。DualCam はその瞬間ごとに合成済みの1フレームを書き出しており、録画を止めた瞬間にファイルは完成します。あとから差し込める別撮りのクローズアップはないので、読み取ってほしいカードは、置く前にひと呼吸レンズに近づけて止めてください。

とにかく撮ってみたいなら

DualCam は iPhone の前面・背面カメラを同時に動かし、撮りながら 1 本の MP4 に合成します。無料、アカウント不要、広告なし、映像は端末の外に出ません。

App Store でダウンロード