ワイプの小窓を画面の真ん中に置けるか
置けません。DualCam のピクチャ・イン・ピクチャでは、浮かんでいる小窓の置き場所は四隅の4か所だけです。ドラッグしても指を離した場所ではなく、いちばん近い隅に吸着します。画面中央という5つ目の置き場所は用意されていません。これは作り込み不足ではなく構図上の判断だと考えるほうが正確です。小窓が中央に浮かべられてしまうと、ピクチャ・イン・ピクチャというレイアウトが本来やろうとしていることと正面から矛盾するからです。
理由はシンプルです。隅はたいてい画面の中でいちばん情報量が少ない場所です。中央は逆に、何か大事なものにカメラを向けたときにそれが写る場所です。もう一方の映像をそこに固定してしまえば、撮影中ずっとメインカメラが本来見せたかったものを覆い続けることになります。
小窓が四隅にしか吸着しない理由
合成後のキャンバスは幅1080px固定で、メインカメラがその全面を敷き、小窓はわずかな余白を取って四隅のどれかに乗ります。この4か所はレイアウト自体があらかじめ決めた固定の位置であって、キャンバス上の好きな座標に置ける浮動ウィンドウではなく、4つの固定位置から選ぶだけのものです。
この4か所も適当に選ばれたわけではありません。多くのショットでは、被写体——話している人の顔や、いま起きていること——は画面の中央付近か三分割線の交点あたりに置かれます。一方で隅はたいてい背景や壁、天井など、じっと見られることの少ない部分です。小窓が隅にしか置けないということは、構造上、覆うのは重要度の低い場所だけになるということです。
小窓を中央に置くと何を覆うことになるか
メイン映像の多くの構図——話す人、部屋、リアクションの対象——は被写体がだいたい中央かその近くにあります。小窓が中央に浮かべられるとしたら、撮影中ずっと被写体の上に乗り続けることになります。レイアウトは映像の内容に合わせてコマごとに位置を動かせるわけではなく、設定した場所に固定されるからです。隅に置く場合は、少なくとも被写体ではなく背景の上に乗る可能性のほうが高くなります。
両方を対等に見せたいなら、変えるのは位置ではなくレイアウト
どちらのカメラも相手を覆わないようにしたいなら、答えは小窓を中央へ動かすことではなく、上下分割か左右分割に切り替えることです。どちらのレイアウトでも各カメラがキャンバスの半分を恒久的に、対等に受け持ちます。左右分割には知っておくべき代償もあります。縦長のキャンバスに2つの映像を並べるため、元映像の左右を約25%ずつ切り落とすので、それぞれのカメラの画面で顔を中央寄りに構えてください。
これは位置の微調整ではなくレイアウトそのものの切り替えで、小窓の隅と同じように録画の途中でも切り替えられます。録画を始める前に決め切って、あとはそれで通すしかない、というものではありません。
録画を止めずに変えられること
小窓の位置(隅)、サイズ、形、フィルターは、DualCam の録画中でも直接変更でき、プレビューと録画は同じ描画結果なので映像はすぐに追従します。固定されるのは録画を始めた瞬間の解像度・消音・カウントダウンだけです。
つまり中央という置き場所自体は存在しませんが、それ以外はその場で自由に調整できます。ショットが変わったら隅を変え、サイズをその場で調整し、途中で分割画面のレイアウトに丸ごと切り替えることもできます。
よくある追加の疑問
ワイプの小窓を画面の好きな場所、たとえば中央にドラッグできますか。
できません。置き場所は四隅の4か所だけです。ドラッグしてもこの4か所の間で切り替わるだけで、中央を含め、それ以外の場所には止まりません。
もっと中央寄りで、バランスの取れた見た目にしたい場合はどうすればいいですか。
上下分割か左右分割に切り替えてください。両方のカメラがキャンバスの半分を恒久的に、対等に受け持つようになり、どちらかがどちらかを覆う主従関係ではなくなります。
録画を止めずに、小窓を隅から隅へ動かせますか。
できます。小窓の位置、サイズ、形、フィルターは録画中でも直接変更できます。固定されるのは録画開始時の解像度・消音・カウントダウンです。
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