分割画面の同時録画で片方だけ大きくできますか
できません。少なくとも分割画面そのものでは。DualCam の上下分割も左右分割も、キャンバスをちょうど半分ずつに分ける形で固定されています。ドラッグできる線もなければ、比率の設定項目もありません。どちらのカメラも毎回ちょうど半分の画面を受け取ります。
本当にやりたいのが「片方を主役として大きく見せつつ、もう片方も小さく映しておきたい」ということなら、それは分割画面で解決する話ではなく、ワイプ(ピクチャ・イン・ピクチャ)を使うべきサインです。ワイプはまさに片方のカメラを主役にするために作られたレイアウトです。
なぜ分割は常に半分ずつなのか
DualCam のキャンバスは幅 1080 ピクセル固定で、高さは標準 9:16 なら 1920、最近の iPhone の画面いっぱいに使うなら 2340 です。分割レイアウトは、両方のカメラ映像を描き込む前にこのキャンバスを2つに分けます。上下分割なら各カメラは「幅いっぱい・高さ半分」の枠を、左右分割なら「幅半分・高さいっぱい」の枠を受け取ります。それぞれの分割で生じるトリミング量——片方はおよそ上下4分の1ずつ、もう片方はおよそ左右4分の1ずつ——がきれいに割り切れるのは、境界が正確に中央にあるからです。もし比率を自由に変えられたら、動かすたびに切り取られる範囲が変わってしまい、しかも事前にどこが切れるかを確認する手段もありません。
分割画面はそもそも、画面内の2つが同じくらい重要だという明確な意思表示でもあります。二人の会話や左右の比較でワイプではなく分割を選ぶ理由はまさにそこにあります。分割なのに大きさに差がついてしまったら、このレイアウトの存在意義そのものが崩れます。
どちらを目立たせるかを実際に変える方法
ワイプに切り替える
不均等な主従関係のために作られているのがこのレイアウトです。片方が画面全体を占め、もう片方はその上に小さな窓として浮かびます。サイズは3段階、位置は4つの角から選べます。これが DualCam における実質的な大きさの差であり、比率調整に一番近いものです。ただしそれは分割ではなく別のレイアウトの中にあります。
どちらを主役にするか入れ替える
ワイプで全画面を占める側にせよ、分割で目立つ側にせよ、どちらを主役にするかは入れ替え可能で、DualCam では他のレイアウト操作と同じく録画中でも切り替えられます。考えが変わるたびに録り直す必要はありません。
片方のカメラだけズームする
ピンチでのズームは、そのカメラがどれだけの範囲を写すかを変えるだけで、キャンバス上で占める面積には影響しません。背面カメラを被写体に寄せてズームし、前面カメラは広角のままにしておくと、画面上の面積はまったく同じでも、内容としてはその半分がより主役らしく見えます。
録画前にすべて決めておく必要はない
レイアウト、ワイプの位置・サイズ・形、カラーフィルターは DualCam の録画中に自由に変更でき、プレビューと録画が同じ描画結果である以上、ファイルはその変更に即座に追従します。二人が同じくらい重要な場面はまず均等な分割で撮り、どちらかが画面を引き継ぐべき瞬間が来たら、そのままワイプへ切り替える——これは撮影中に行う本物のカット割りであって、後から直すものではありません。
よくある追加の疑問
分割の比率を変えるためにドラッグできる境界線はありますか。
ありません。DualCam の2種類の分割はどちらも均等な50対50に固定されています。ドラッグできるのはワイプの小窓だけで、4つの角の間を移動できます。
2種類の分割は、それぞれのカメラから同じ量を切り取りますか。
いいえ。左右分割は縦に細い枠に収めるために左右それぞれおよそ4分の1を切り取り、上下分割は代わりに上下それぞれおよそ4分の1を切り取ります。上下分割のほうが上半身のショットには向いています。詳しい内訳はワイプと分割を比較した記事にまとめています。
録画を止めずに分割からワイプへ切り替えられますか。
できます。DualCam のレイアウト変更は即座に反映されるため、撮影中に分割からワイプへ、あるいはその逆へカットできます。
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